八ヶ岳山麓でのびのびと育った乳牛から、とびきりのおいしさを
高度1,300mの八ヶ岳山麓にある八ヶ岳牧場。アルプスの山々に囲まれ、清らかな水と空気に包まれる大自然のなかで440頭もの牛を飼育する大規模な牧場です。
敷地の広さは草地、牧草地をあわせると200ha以上!東京ドーム45個分もの広々とした牧草地を活かし、夏場になるとのびのびと放牧された牛たちの姿が見られます。暑さに弱い牛たちにとって、夏場は過ごしやすく快適な環境ですが、真冬になるとマイナス25℃まで気温が低下し、美しい樹氷が見られるほどの厳しい自然環境となります。そのなかで「牛にとって何が快適であるかを常に考えながら、人間が牛の都合に合わせたお世話をする」を八ヶ岳牧場では信条とし、365日休むことなく、職員12名で仕事に勤しんでいます。
衛生面に配慮された牛舎で一頭一頭大切に育てる八ヶ岳牧場では、近くの酪農家から乳牛として搾乳ができるまで子牛を預かり育てることも行っています。
また乾乳牛(次のお産を間近に控えた牛)の体作りにも大変気を使っています。牛のことを思いやるひとつひとつの取り組みが、おいしくて栄養満点な牛乳づくりに繋がっているのです。
また八ヶ岳牧場では、牛や酪農の仕事を学ぶ「酪農教育ファーム」として年間5,000名以上の小中学生を受け入れています。子牛とのふれあいや牧場見学、乳搾り、餌やり、バター作りなど、牧場でしかできないさまざまな体験を通じて、酪農の楽しさや面白さを伝えています。
大自然のなかでストレスを感じることなく、優しく接して育てられた八ヶ岳牧場の牛たち。そんな理想的な飼育環境が、おいしい牛乳づくりへと結びついています。ぜひ信州の牛乳をご賞味下さい。