- 牛乳の色はなぜ白い?
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牛乳の成分は、水分が約88%、乳糖が約5%、たんぱく質と脂肪がそれぞれ約3~4%ずつとなっています。このうち、たんぱく質と脂肪が牛乳の色をつくり出しています。牛乳1mL中には、水に溶けない乳たんぱく質であるカゼインがリン、カルシウムと一体になり、カゼインミセルというマクロ会合体の形で15兆個、また脂肪球が20~60億個浮遊しています。このたくさんの微粒子ひとつひとつに光が反射し、反射光が散乱するため白く見えるのです。
出典: 牛乳・乳製品の知識(発行:一般社団法人Jミルク)