- 牛乳の脂肪は体に蓄積されにくい中鎖脂肪酸を多く含み、健康に悪影響を及ぼすことはありません!
-
牛乳の脂肪は栄養的に重要なエネルギー源であり、健康に悪影響を及ぼすことはありません。乳脂肪には、体内で合成されない必須脂肪酸、脂溶性ビタミン(A、D、E)などが含まれています。飽和脂肪酸を60~70%と多く含み、中でもパルミチン酸(C16:0)などの二重結合のない中鎖飽和脂肪酸(n=12以上)が高い割合で含まれています。また、オレイン酸(C18:1)などの1つの二重結合を持つモノ不飽和脂肪酸の多いことが特徴です。これらの中鎖脂肪酸は体に蓄積されにくいことが見出されています。
【出典元 一般社団法人Jミルク 発行 「牛乳・乳製品の知識」】