牛乳トピックス

牛乳の疑問・質問

牛乳の安全性確保のために何がなされているの?

酪農家は品質の良い生乳を得るために、牛一頭一頭の健康管理に注意を払っています。
健康な乳牛から搾乳された生乳が汚染されないようにするとともに、冷却、貯蔵された後、アルコールテスト(鮮度判定試験)などを受け、集乳されます。その後、牛乳工場に運ばれ、まず成分、細菌数、抗生物質、残留農薬などの受乳検査が行われます。次に、遠心分離機で小さな目に見えないゴミなどの異物が除去されます。生産ラインでも一定時間ごとに抜き取り検査が行われ、出荷前には、官能検査のほか、微生物検査、包装品質など、さらに厳重な検査が行われています。牛乳工場から出荷された牛乳は、量販店や宅配店に搬入されて消費者の手元に届くまでの流通段階では、保管冷蔵庫やショーケースで10℃以下に温度管理すること、および日付管理を徹底することが法令で義務付けられています。

出典: 牛乳・乳製品の知識(発行:一般社団法人Jミルク)

top