2月1日(月)、愛知県立農業大学校1年生の学生さん約30名が知多の酪農家を視察しました。
今回の視察は酪農ヘルパーという仕事に関心のある学生を対象に、ヘルパー業務やヘルパー組合の内容について理解してもらうことを目的として行われました。
酪農ヘルパーとは、酪農家が休みをとる際に酪農家に代わって搾乳や飼料給与などの作業を行う人のことです。乳牛は毎日朝夕2回の搾乳が欠かせないため、酪農家が定期的に休日をとってゆとりある経営を展開できるように、酪農ヘルパーが活躍しています。
初めに南知多町の鈴木恒引さんの牧場を視察し、牧場主の鈴木さんから牧場の概要についての説明を受けました。鈴木さんは興味津々な学生の質問にも丁寧に答えて下さいました。
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昼食を食べながら酪農ヘルパーという仕事について説明を受けます★
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次に半田市の(有)一英企業さんの牧場を視察しました。普段から実習などで牛を見慣れている子が多いのですが、初めて見るロータリーパーラーの迫力にはみんな大興奮でした!
こちらの牧場では約320頭の牛を、5人が作業分担しながら3時間半かけて搾乳するそうです。
酪農ヘルパーという職業があることは知っていても具体的な仕事内容についてはみんなほとんど知らなかったようですが、今日の視察を通して、酪農ヘルパーのいいところや大変なところを詳しく知ってもらうことができました。
将来の選択肢の一つとして酪農ヘルパーに興味を持ってくれた子も多かったです。
また今回は、養豚や養鶏専攻の学生さんも参加し、熱心に見学をしていました。新たに酪農に興味を持ってくれた子もいてうれしかったです。
農大生の皆さん、一日お疲れさまでした。
視察を受け入れて下さった鈴木さん、一英企業さん、本当にありがとうございました。