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6月30日(火)愛知県酪の渥美支所で合同育成研究会が開催されました。

渥美の酪農家さんがそれぞれ自慢の育成牛(子牛)を持ち寄り、これらの牛の見方を勉強しました。

ところで、牛の見方とは何かご存知でしょうか?

酪農家さんが暮らしていくために、牛に一番求めることは「どれだけたくさん乳を出せるか」ということです。
牛が長い期間たくさんの乳を出し続けるためには、健康で骨格のしっかりした体型と形の良いおっぱい、丈夫な足やひづめが必要です。

つまり乳牛の体の各部位を評価することによって、その牛が生涯にわたってたくさんの乳を出し続けることができるかどうかを判定できるのです。

審査は「ホルスタイン種牛審査標準」というルールによって行われます。各地で行われている乳牛共進会(牛の美人コンテスト)もこの審査基準をもとにしています。

今回は生後6か月未満の子牛の部と、6か月以上の子牛の部で審査を勉強しました。

牛の見方の講師(豊橋の酪農家伴氏)

講師は豊橋の酪農家、伴 正文さんです。

まずは各自で牛に順位をつけ、3名ほどがその理由を説明します。

その後、伴さんによる説明講評が行われました。

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この研究会は何年も続けていますが、集まる牛のレベルがかなり高くなってきたとのこと。

今回は渥美管内だけでなく県内の広い範囲から参加者が集まり、非常に良い雰囲気の研究会でした。

今年の秋には北海道で全日本ホルスタイン共進会も開催されるので皆で頑張っていきましょう!

 

 

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