5/19(火)
新型コロナウイルス感染症の拡大は若干落ち着きを見せたものの、社会全体に大きな影響を及ぼしており、生活様式の変化を強いられております。
一方で、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う、休校による学校給食用牛乳の停止により、処理能力を超えた生乳が発生することが懸念されております。
こうした状況を踏まえ、社会の課題に即して、酪農業界としても早急に対応する必要があり、それにより酪農への理解者や応援者の獲得及び生乳の消費拡大につながると考えております。
そこで、県酪連は牛乳等緊急対策事業(中央酪農会議)の一環として、新型コロナウイルス感染対策に携わるJA岐阜厚生連の医療従事者の支援のため、牛乳1万本の贈呈を行いました。
毎年、県民のお父さんの代表である古田知事に牛乳贈呈を実施しております。
残念ながら今年は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、本キャンペーンを中止と致します。
皆様におかれましては、お家でお父さんの健康を願い、牛乳を贈ってください!
「6月1日は牛乳の日」キャンペーンを毎年6月1日前後に開催していましたが、残念ながら今年は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、本キャンペーンを中止と致します。
来年の開催を楽しみに、牛乳を飲んで体力づくりと免疫力アップに努めて、また元気にお会いしましょう。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、政府から全国一斉の臨時休校を要請され、岐阜県ではそれに応え一斉休校になり、毎日の給食も停止となりました。
学校給食用牛乳は、全国では国内の飲用向け生乳生産量(年間400万トン)の1割近くを占めておりますが、本県においては年間生乳生産量の2割以上を占めております。本県の場合、例年の春休みが2~3週間ほど早くなった事により、500トン弱の生乳の行き場がなくなりました。
私ども生乳生産者団体としては、全国・東海地域の上部団体と連携し、また各乳業者と協力し酪農家の生産した生乳を廃棄することが無いように努力しておりますが、全国一斉に同じ状況で生乳があふれており綱渡り状態になっております。
牛乳の栄養価は言うまでもなく、児童生徒の体位向上、皆様の健康に寄与できる飲み物です。
酪農を応援していただく声も上がっており、誠にありがたい限りでございます。
どうか日々の中で、一杯でも多く牛乳を飲んでいただければ幸いでございます。